5. 協力団体について

IMCCD

事務局を愛媛に構え、正式名称を国際地雷処理・地域復興支援の会といい、カンボジア政府機関のカンボジア地雷対策センター(通称CMAC)と共に住民参加型の地雷除去活動を進めるNPO法人です。IMCCDは「地雷処理」と「地域復興」を二本柱に平和構築の理念を内外に広げることを目的に活動しています。二本柱の通り、地雷を除去するだけでなく、日本語教室やパソコン教室の設置、井戸や学校の建設など、地雷除去後の土地の活用と地域の人々への学習支援にも力を入れています。
IMCCDの理事長である高山良二氏は国内の学校などで講演会を開催することも多く、全国に支持者を広げています。高山氏がカンボジアで地雷処理活動をするようになった経緯は筑摩書房から出版されている『地雷処理という仕事』の中で詳しく紹介されています。
POM2は2014年度からIMCCDへの寄付を開始しました。

 
◆どんな人が除去しているの?

現地で活動しているのは日本人の高山良二さんという人です。
もともと自衛隊に勤務していた高山さんは退職後カンボジアPKOやJMAS(日本地雷処理を支援する会)などに参加していましたが、その後ご自身でIMCCDを立ち上げました。
住民参加型の除去活動を実施しており、現在は現地の住民5人と高山さんで作業を行っています。

◆IMCCDとPOM2
POM2のメンバーが高山さんと面識があったことから、IMCCDを訪問することになったのが始まりです。復興支援などにも力を入れていくべきと考え始めていた当時のPOM2メンバーにとって、現地で見た様々な復興活動のかたちは大変参考になるものでした。
その後、高山さんとの話し合いを重ね、支援をしていくことが決まりました。

PRO

正式名称をPeace Road Organizationといい、2006年9月の「人道目的の地雷除去支援の会」(JAHDS,ジャッズ)というタイとカンボジアの国境に埋まっている地雷除去に携わっていた日本のNGOが解散したことを受けて、2006年10月にタイ人が設立したNGOです。PROは「自分たちの土地は自らの手で」という理念のもとに、地雷除去活動をしています。2007年には、PROの活動を1年間モニターしてきた在タイ日本国大使館によって、草の根・人間の安全保障無償資金協力「カオ・プラヴィーハン地域における不発弾および対人地雷除去支援計画」に約3,000万円の支援を受けるなど、着実に実績を重ねています。POM2は、2006年から1013年にかけてPROへ寄付を行っていました。

 
◆どんな人が除去しているの?

PROの除去員たちは現地のタイ人であり、プロジェクト地の近くにキャンプをつくりメンバーみなで共に住んでいます。メンバーのみなさんはの年齢はさまざまであり、様々な出自の人々が集まっているという印象です。

 

◆POM2とPRO

POM2はもともと2003年から2006年まで、JAHDSに寄付をしていました。
2006年9月にJAHDSが解散した後、JAHDSの理念を引き継いだ現地のPROに寄付先を変更することになったのがPROとの縁の始まりです。寄付を行っていた2013年まで、寄付金が正しく地雷除去費用として使用されているかどうか、メンバーの目で確かめるために、毎年夏にタイに行き、PROのキャンプを訪れていました。現地では、PROのメンバーにプロジェクト地などを案内してもらい、地雷除去の様子をデモンストレーションで見学したり、地雷に関するお話を地雷除去員の方や被害者の方に聞いたりすることで、メンバーの地雷に対する理解を深めました。「地雷除去支援」という活動を他人の問題ではなく自分の問題だと捉えられるようになる、大きなイベントでした。
現在金銭的な援助は行っていませんが、タイでの地雷除去の様子など、随時POM2を通して発信していきたいと思います。