2. 数字で見る地雷問題

地雷問題がどういうものか理解していただけたでしょうか?ここでは、もう少しイメージしやすいように、数字で地雷問題を見てみましょう。地雷の数などは正確な数字ではありませんので、あくまでイメージとして捉えて下さい。

地雷はいくつ埋まっているの?

世界的に見てもまだとても多くの数の地雷が埋まっていると考えられています。年間10万個ほど除去活動によって取り除かれている一方で、毎年200万個ほど新たに埋められているという話もあります。地中に埋められている地雷は目に見えないものなので正確な数の話できませんが、現在世界の8億5000万平方メートル、79ヶ国の地に4500~5000万個の地雷が埋められている、と国連は予想しています。

どんな国が地雷を持っているの?

1997年にオタワ条約(オタワ条約の詳しい説明は1.地雷問題って?に書かれています)が調印された後、調印した国々は貯蔵地雷の廃棄処分を完了もしくは作業中、という状態にあります。しかし、依然としてアメリカ、中国、ロシアはオタワ条約に調印すらしておらず、問題の深刻さはあまり変わっていないと言わざるを得ません。

どのくらいの人が被害にあっているの?

被害者数も徐々に減りつつあるものの、地雷が多く埋まっていることで有名なカンボジアでは依然として年間1000人に近い被害者が出ているそうです。世界全体でみると年間12000人くらいは毎年、地雷によって被害を受けているそうです。地雷はほとんどが死傷を狙っているものではないため、死者は年間1000人もいかないようですが、手足の自由を失ってしまう人がとても多い、という地雷の特徴がデータからは見ることができます。

参考資料一覧